家族で仲良くドライブ旅行、北海道を食べて、遊んで、エンジョイ! 夏のニセコはシーズンオフ? いえいえ、スキーリゾートは夏でも楽しめるアクティビティ天国!

(2019年8月17日~20日 3泊4日)
※レポート内容・情報は旅行参加時のものとなります。

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前回の十勝・帯広に続き、今回はニセコ・ルスツをご紹介。 スキーリゾートとして有名なニセコですが、 実は、大自然を満喫できるアクティビティがたくさんあり、 絶景も、美味しいものもたっぷり楽しめるのです。 そんな、ニセコの新たな魅力をお届けします!

ニセコの見どころ

京極ふきだし公園

ミネラルウォーターとしても人気の名水がここに!

自然と羊蹄山とが作り出す「美味しい天然水」が絶え間なく湧き出る名水の里。国内最大級の湧水量(1日あたり約8万トン!)は、生活用水に換算すると約30万人分に相当すると言います。名水100選にも選ばれ、北海道の有名コンビニエンスストア「セイコーマート」では、ミネラルウォーターやロックアイスとして販売されています。 整備された散歩道を歩けば、その水量と透明度を間近に見て取ることができます。この地が開拓された当時から「聖なる場所」と崇められ、地元に人々によって大切に守られてきた湧水池は、真夏でも水温は約6℃とひんやり。涼を求めてひと休みすれば、マイナスイオンに癒やされること間違いなしです。

道の駅

地元の野菜やフレッシュな乳製品はお土産にもぴったり!
最近はどの地域でも道の駅に力を入れていますが、農業や酪農が盛んなニセコエリアにも多くの道の駅があります。 「ニセコビュープラザ」や「ルスツ230」は規模が大きく、北海道特産のとうもろこしやじゃがいもなどの地野菜が豊富。お土産としても最適です。

ニセコビュープラザ

さらに、「高橋牧場」ではジェラートやチーズなどの乳製品が人気。フレッシュな美味しさはリピータも多いと言います。羊蹄山を一望できる芝生エリアにはトラクターが置いてあり、牧歌的な風景はフォトスポットとしても大人気なのだとか。

高橋牧場

支笏湖周辺

野生の鹿に会える!? おすすめドライブルート

ニセコ・ルスツへの道のりは、新千歳空港から国道453号を支笏湖経由でドライブするのがおすすめです。なぜなら、野生の鹿と遭遇できるチャンスがあるから。 支笏湖周辺は頻繁に野生の鹿が出没すると言われ、昼間よりも夕方の方が遭遇確率は高いようです。少しくらいドライブが長くなっても、野生の鹿を探す子どもたちは窓の外に釘付け。単なる移動ではなく、ワクワクするような楽しい時間が過ごせます。

ここにも注目!
移動途中の峠付近には「きのこ王国本店」があります。その名の通り、多彩なきのこ商品が販売されているお買物スポット。トイレ休憩も兼ねて立ち寄ってみるのもいいと思います。

洞爺湖

ちょっと足を伸ばして、絶景の展望台と遊覧船へ

2008年のサミット開催で一躍有名になった洞爺湖は、ニセコから車で1時間、ルスツからも30分ほど。少し足を伸ばしてぜひとも立ち寄ってほしい場所です。 個人的におすすめなのは遊覧船。湖を1周するだけなら50分ほどの船旅ですが、沖にある中の島で下船できるプランがイチオシです。中の島の散策時間は90分前後と長め。島内にいる白鳥やエゾシカをたっぷり堪能できます。 さらに、洞爺湖有珠山ロープウェイもおすすめ。今なお火山活動中の有珠山の山頂には散歩道があり、その先には展望広場もあります。底からの眺めは言うまでもなく絶景。雄大な太平洋、洞爺湖を一望することができ、思わず息をするのを忘れてしまいそうでした。

ここにも注目!
洞爺湖の少し手前にある「サイロ展望台」からも洞爺湖を一望できます。こちらも絶景もぜひ!!

ニセコ・ルスツのグルメ

余市メロン

雄大な自然が育んだ、甘さしたたる地元メロン!
北海道でメロンと言えば夕張が全国的に有名ですが、実はニセコ近くにも絶品メロンがありました。 小樽からニセコに向かう国道5号線沿いにある余市。ここは道内でも果実栽培で有名なエリアです。夏には沿道に多くのメロン販売の店が軒を連ねます。美味しいメロンのできる条件、①澄んだ空気、②きれいな天然水、③肥沃な土地、④昼夜の寒暖差が大きい、のすべてが備わった余市。そこで育つルピアレッドと言われる赤い果肉の「雷電メロン」は格別です。

レイクファーム

酪農家がつくる、自家製ジェラートにひと口惚れ!
洞爺湖の近く、サイロ展望台からすぐの場所に店を構える「レイクファーム」は、地元の酪農家がオーナーのアイスクリームショップです。 自家製ジェラートは、そのメインとなる材料はもちろん自前。これ以上ない獲れたてのミルクを使った美味しさに、家族一同、ひと口で大好きになりました。このジェラートを食べるために再訪したいくらいです。 自家製ジェラートの他にも、プリンやチーズ、バターなどもおすすめ。併設されているレストランでは軽食も味わえます。これがまた美味しくて感動。改めて、食材の重要性を感じました。
お店の裏側には牧草地が広がり、フリスビーやボールなどの遊具を貸し出してくれるので、子どもたちも大喜び。飼っているうさぎや馬と触れ合えるスペースもあり、家族で訪れるのにぴったりのスポットです。

ニセコ・ルスツのいいところ番外編

札幌からも小樽からも、アクセス抜群!

北海道に来て改めて驚くのがその広さ。2、3都市を周遊しようと思っても移動にすごく時間がかかります。その点、ニセコ・ルスツはアクセスの良さも特長のひとつ。ちょっと足を伸ばしていけるエリアです。最後に、主要な拠点からのアクセスをご紹介しておきましょう。

札幌からの移動

国道230号線で定山渓温泉を経由してニセコへ。途中、山道を走りますが、比較的走りやすい道なので、週末ドライバーのお父さんやお母さんでも安心です。 途中休憩は、中山峠のドライブインがおすすめ。あげいもが美味しいですよ。

小樽からの移動

小樽からは、メロンの美味しい余市を通って。ニセコに向かって標高は上がりますが、山道というわけではなく、アップダウンもさほどない走りやすい道です。途中は市街地が多く、コンビニやお店も多いので、休憩ポイントには不自由しません。

新千歳空港からの移動

高速道路を利用するなら、登別を通って虻田洞爺湖IC経由。ただし、かなりの遠回りになるので一般道ルートと時間的には大きな差はありません。洞爺湖観光をするなら、こちらがおすすめ。 一般道ルートを行くなら、支笏湖経由で。国道なので道幅も広く走りやすいです。ただし、峠を超えるので山道は必須。支笏湖をすぎると山道が続き、コンビニや食事処などといったお店もほとんどなくなるので要注意です。 スキーリゾートとして有名なニセコ・ルスツですが、夏でも楽しめるスポットがいっぱい。そう、ニセコにシーズンオフなんてありませんでした。
さて、次回は、オールインクルーシブバカンスで知られるクラブメットトマムをご紹介していきます。実際に泊まってみてどうだったのか。雰囲気は? 客室は? 食事は? リアルな感想をお届けします!

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<この旅のレポートは>
東急トラベルサロン本社スタッフ 佐藤
昨年・今年と夏の北海道を家族でドライブで巡りました。たくさんの感動と新しい発見を満喫した旅でした。また家族旅行で北海道に行きたいです

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