芸術に触れる春の女子旅、こんぴら・直島・徳島めぐり 春を告げるこんぴら歌舞伎とうどん作り体験

(2019年4月8日~4月10日 2泊3日)
※レポート内容・情報は旅行参加時のものとなります。

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今年2019年は、3年に1度の瀬戸内国際芸術祭が開かれる年。多くの方が瀬戸内へ足を運ぶことになるのではないでしょうか。そこで、東急トラベルサロンスタッフがひと足先に春の香川から徳島をめぐり、芸術を楽しむ旅を楽しんできました。瀬戸内国際芸術祭が行われる直島、香川に春を告げるこんぴらの歌舞伎、徳島の大塚国際美術館など、芸術に触れ、芸術を愛で、芸術を堪能する旅。それぞれの地のおすすめホテルと共に見どころをご紹介していきます。

旅のポイント

  • 四国路に春を告げる、こんぴら歌舞伎の醍醐味
  • 瀬戸内国際芸術祭で大人気の直島めぐり
  • NHK紅白歌合戦で来場者が急増した美術館の魅力
  • 厳選ホテルのおすすめポイント

行程

1日目
9:20 羽田空港発(JAL477便)
10:40 高松空港着
ホテル視察~こんぴら温泉 琴参閣
観光~中野うどん学校(うどん作り体験)
ホテル視察~琴平グランドホテル桜の抄
観光~第35回四国こんぴら歌舞伎大芝居鑑賞
こんぴら温泉 華の湯紅梅亭 宿泊
2日目
高松港発~フェリーにて移動~直島 宮浦港着
観光~地中美術館
ホテル視察~ベネッセハウス施設
宮浦港発~フェリーにて移動~高松港着
観光~栗林公園
アオアヲナルトリゾート 宿泊
3日目
観光~大塚国際美術館、渦の道(渦潮見学)、阿波踊り会館(阿波踊り体験)
17:30 徳島空港発(JAL462便)
18:50 羽田空港着

こんぴら歌舞伎

江戸時代そのままの芝居小屋・金丸座での観劇に感激

毎年4月にこんぴら歌舞伎が行われている「旧金毘羅大芝居」(通称:金丸座)は、日本でもっとも古い芝居小屋であり、国指定の重要文化財でもあります。

江戸時代そのままの芝居小屋なので、電気や機械設備はなく、舞台操作もすべて人力で動かしています。これは、舞台上だけでなく客席も同じこと。エレベーターなどもないので、2階席には急な階段を登っていかなくてはならず、お手洗いも小屋内にはないので、芝居の合間の休憩時間に外まで出ていかなくてはなりません。イマドキの設備が整ったホールでの観劇に慣れている方は不便に感じるかもしれませんが、これもまた、日本最古の芝居小屋の味わいのひとつ。こんぴら歌舞伎ならではの不便さも楽しんでみてはいかがでしょう。

今回は2階席からの鑑賞でしたが、小屋自体さほど大きい施設ではないため、舞台にいる役者の方々の表情もしっかり見えましたし、臨場感も楽しめました。初めての歌舞伎鑑賞でしたが迫力のあるお芝居を満喫し、とても贅沢な時間を過ごすことができました。
演目や出演者は毎年変わるので、一度だけでなく、毎年通われる方もいらっしゃるとか。演目の概要を予め調べておくと、さらに楽しみの深さが増すのではないでしょうか。

首都圏からこんぴら歌舞伎鑑賞に行く場合、歌舞伎チケットと宿を一緒手配できるエースJTB専用パンフレットがおススメです。

こんぴら地区 見どころスポット

中野うどん学校

卒業記念ももらえる、うどん作り体験学校

日本で初めてうどん作り体験ができる施設としてオープン。金刀比羅宮の入り口にあり、JR琴平駅から徒歩で5分ほどです。
創業100年を越えるうどん学校では、本場さぬきの手打ちうどんの作り方をプロの職人が教えてくれます。体験の所要時間は40~60分。粉を練るところから始まり、流行りの曲に合わせてダンスをしながら足踏み行程をこなしたり、綿棒でのばし、茹でて食べるまで、楽しみながら和気あいあいと体験ができます。また、先生方もユニークで、特に明るくて面白い校長先生は、メディアにも取り上げられる有名人なのだとか。
作ったうどんは持ち帰ることもでき、その他にも卒業記念として、秘伝書や綿棒、卒業証書、古地図がセットになった掛け軸が授与されます。小さなお子さん連れのファミリーにもおすすめです。

ここに要注意!
体験してみてわかったのですが、粉を練ったり足踏みしたりと、うどん作りはかなり体力のいる作業。金刀比羅宮に登った後に続けて体験するのはちょっと大変かもしれません。違う日にするか、せめて午前と午後にするなど時間を分けたほうがよさそうです。

こんぴら地区 おすすめホテル

こんぴら温泉 華の湯紅梅亭

1泊では足りない?湯めぐりが豊富な温泉宿

琴平エリアでNo.1の呼び声も高い湯処。地下1階には内風呂と露天風呂、サウナがあり、女湯には、バラが浮かぶ「花すみか露天風呂」があります。さらに、1階には、7種類のお風呂と足湯が、8階には貸切露天風呂があるという充実ぶり。とても1泊ではすべてのお湯を楽しめないほどです。

また、琴平エリアNo.1と謳われるのは湯ばかりでなく、食事もまた絶品。オープンキッチンスタイルの食事処「丸忠」では、料理長こだわりの品々が並び、どれも美しく味よく、目にも舌にも楽しい食事を味わえます。コースの中盤に出てくる名物讃岐うどんは、釜揚げ・ぶっかけ・醤油から好きなものを選べるのもうれしい心配りです。
朝食バイキングにも、もちろん讃岐うどんが。自分好みに作れるので、いろいろと試してみるのも楽しそうです。

琴参閣

ゆったりとした空間で優雅なひとときを

四国最大級の宿は客室数も多く、広々とした館内が心地いい。また、大浴場も広々としており、風呂の種類も多く、釜サウナなど珍しい湯もあってたっぷりと楽しめます。脱衣所が広く、ドライヤーなども十分な数が完備されているのも、女性にとってはうれしいポイントです。

大浴場 ※一般利用時間外に撮影
飛天館専用露天風呂 ※一般利用時間外に撮影

グレードアップの飛天館は全室、金比羅山側にあるので客室から雄大な景色が望めます。さらに、飛天館専用の展望浴場からの眺めも格別。ゴージャスな気分で湯を楽しむことができそうです。

琴平グランドホテル桜の抄

女子旅にぴったりの桜づくしのホテル

その名が表す通り、館内の到るところから桜が見えるので、桜の時期には断然おすすめしたいホテルです。
大浴場へ向かう廊下の畳や襖には桜模様が散り、室内の装飾にも桜模様がふんだんに使われているので、桜の季節以外でも、十分に目を楽しませてくれます。

露天風呂には、季節の柑橘系果物が浮かび、目にも楽しく、肌にもよい湯に。桜といい、果実湯といい、女子旅にイチオシしたいポイント満載です。

今回は、こんぴら地区の見どころとおすすめホテルをご紹介しました。いかがでしたでしょうか?
次回は、瀬戸内国際芸術祭が行われる今年注目のスポット・直島を中心にお届けしますので、どうぞ、お楽しみに。

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