芸術の春、こんぴら・直島・徳島めぐり そこにあるすべてがアート! 瀬戸内国際芸術祭で話題の直島を堪能する!
(2019年4月8日~4月10日 2泊3日)
※レポート内容・情報は旅行参加時のものとなります。
さて、前回は琴平の見どころやおすすめのお宿をご紹介いたしましたが、今回は、直島!今年2019年、瀬戸内国際芸術祭が行われる島を中心にお届けしていきます。ぜひ、参考になさってくださいね!

見どころスポット
直島
インパクト大の赤かぼちゃが目印の芸術の島

直島は、高松港からフェリーで約1時間。岡山側からなら宇野港よりフェリーで20分です。どちらからも日帰りで気軽に観光ができます。フェリーは事前予約ができないので、乗船は港で並んだ順番になります。
島の玄関口・宮浦港では、草間彌生さん作のインパクトたっぷりのオブジェ「赤かぼちゃ」が出迎えてくれます。ここは、フォトスポットでもあるので、ぜひ、SNS映えする写真を撮ってみてください。
島内の移動は、主にバスかレンタサイクル。どちらも宮浦港から利用することができます。芸術祭期間外も鑑賞可能なアート作品・施設は島の南半分に集中していて、歩いて周っても2時間ほどです。春や秋の芸術祭ならゆっくり歩きながら、あるいはレンタサイクルで風を感じながら周るのもおすすめですが、坂が多く日陰も少ないので、夏の芸術祭は注意が必要。バスの利用をおすすめします。ただし、乗り遅れると次の便まで長いと50分も空くのでバスの時間は事前にチェックしておきましょう。ちなみに、バス料金は大人1人1回100円です。


ここに注意!
瀬戸内国際芸術祭期間中は(大型連休、夏休みなども)早めにフェリーが定員に達し乗り切れないこともあるようです。乗船予約はできないため、先着順での乗船になりますので、移動時間には余裕を持ったほうがよいようです。もちろん、島内移動のバスも満車だったり、レンタサイクルも全て貸出され受付終了になることも少なくないので、こちらも出遅れないようご注意ください。
地中美術館
その名の通り地中に造られた、存在自体がアートな美術館

瀬戸内の美しい景観を損なわないよう、建物の大部分が地下に埋設されている美術館。設計は安藤忠雄さんで、地下と言っても自然光の降り注ぐ、建物自体もアートな空間です。
クロード・モネ、ジェームズ・タレル、ウォルター・デ・マリアなどの作品が恒久設置され、人数制限のある作品もいくつかあるので、よりよい状態で鑑賞できるこだわりを感じます。
館内にはカフェやストアも併設。アートなお土産も見つかります。
ここに注意!
地中美術館は事前予約制です。瀬戸内国際芸術祭期間中はもちろんですが、期間外でも人気の美術館のため、旅行日程が決まったら公式サイトから早めに予約をしておくことをおススメします。
さらに注意!
館内はゲート以降の写真撮影は禁止なので、ルールを守って楽しみましょう。
直島 おすすめホテル
ベネッセハウス
連泊不可能!? 人気がありすぎるアート系ホテル

とにかく予約が取れないと評判のホテル。東京ドーム約4.2個分の広大な敷地の中の到るところにアート作品が展示されています。もちろんそれは、ホテル館内も同様。客室にはテレビがなく、海を、景色を、美術品を眺めて過ごすのがこのホテルの流儀です。
宿泊客の7割が外国人で、特にヨーロッパのお客様が多いよう。できるなら、2~3泊して館内や島内をじっくり見て周りたいところですが、非常に人気が高いホテルなので1泊の予約を取るのも困難なのが実情。残念ながら連泊は難しそうです。


直島には飲食店が少ないので、夕食以外はレストランとしての利用が可能。日帰りで直島に立ち寄るなら、ランチで利用して、館内の雰囲気を楽しんでみるのもおすすめです。
ここにも注目!
予約困難に大人気ホテルですが、1~3月は比較的予約が取りやすいようで狙い目。瀬戸内国際芸術祭の期間中にどうしても予約が取りたい場合は、エースJTBの瀬戸内国際芸術祭専用ツアーパンフレット商品にベネッセハウスが掲載されているので、そちらの商品を早めにチェックすればチャンスがあるかも!
ぜひ東急トラベルサロンにご相談ください。
瀬戸内国際芸術祭は直島を含めた瀬戸内の島々を会場にして「春」「夏」「秋」と開催されます。
【春会期】 2019年4月26日(金)~5月26日(日)
【夏会期】 2019年7月19日(金)~8月25日(日)
【秋会期】 2019年9月28日(土)~11月4日(月)
今回は半日だけの直島滞在でしたが、島々のアート作品を堪能するなら、直島や小豆島、高松などに宿泊し2日以上の滞在がおすすめです。
エースJTBの瀬戸内国際芸術祭専用ツアーパンフレットには島々の紹介やモデルコースが掲載されており、芸術祭の作品鑑賞パスポートやフェリー乗船券など、オプションも充実しています。
瀬戸内国際芸術祭をメインにした旅行をされる方にはおススメの商品です。
エースJTBパンフレットはこちら
高松お立ち寄りスポット
栗林公園
重要な文化財であり、日本を代表する大名庭園

直島に日帰り観光をした後、高松に戻って少し時間があったら、ぜひ立ち寄ってほしいのが栗林公園。庭園の国宝とも称される「特別名勝」に指定されていると同時に、ミシュラン観光ガイドに「わざわざ訪れる価値のある場所」として最高評価の三つ星に選定されています。
園内には一千本もの松があり、そのどれもが丁寧に手入れされ、とても見応えのある素晴らしい景観はまさにアート!平坦で歩きやすいので、景色を楽しみながらゆっくり歩けば心癒されるひとときが過ごせるでしょう。後ろに紫雲山を望み、庭園が見渡せる飛来峰など絶景スポットではぜひ写真を!
ここにも注目!
園内用の車椅子やベビーカーの貸出があります。また、園内マップには車椅子の通行困難な場所の記載もあるので、その場所を避ければ安心して周ることができます。
瀬戸内国際芸術祭を開催する島だけあって、直島はアートの島。美しい景観とともに多くのアート作品が楽しめます。芸術祭期間外も展示されるアート作品は多いので、混雑を避けたい方は期間外に訪れるのもいいかもしれませんね。
次回は、徳島の見どころ、おすすめホテルをご紹介します!
東急トラベルサロン武蔵小杉東急スクエア店 武田
ミーハーなので、旅行に行くときは人気のお店、話題の場所を徹底的に調べてから出発します!