芸術の春、こんぴら・直島・徳島めぐり 色褪せないアートを大塚国際美術館で堪能し、受け継がれる徳島の伝統を楽しむ!
(2019年4月8日~4月10日 2泊3日)
※レポート内容・情報は旅行参加時のものとなります。
こんぴら、直島、とご紹介してきました今回の旅。最後は、徳島の見どころとおすすめの宿をお届けします。昨年暮れのNHK紅白歌合戦で話題となったあの場所も登場しますよ!

見どころスポット
大塚国際美術館
1日かけてゆっくり世界の名画を巡りたい、世界初の陶板名画美術館

昨年末、NHK紅白歌合戦で大きな話題を呼んだ大塚国際美術館。若者を中心に人気を集めるシンガーソングライターの米津玄師さんが初めて生歌をTVで披露した場所であることも大きいですが、何よりそのステージとなった「システィーナ・ホール」の美しさに目を奪われた方も多かったのではないでしょうか。
このシスティーナ・ホールとは、バチカンのシスティーナ礼拝堂を原寸大で立体再現したもの。大塚国際美術館は、こうした「世界の至宝」と呼ぶべき名画を特殊技術によってオリジナル作品と同じ大きさで複製した「陶板名画」が展示されているのです。その作品群は、古代壁画から、世界26カ国、190余りの美術館所蔵の現代絵画に至るまで約1000点にも及びます。日本にいながら世界の美術館をいくつも“ハシゴ”するような体験ができ、しかも、2000年以上も劣化しない陶板名画だからこそ、名画の美しさをよりいっそう鮮やかに堪能することができます。


地下3階、地上2階の館内に展示してある作品は撮影OKなのも他の美術館にはない魅力。インスタ映えする写真の撮影や、名画と一緒に自撮りといったことも可能です!入館料は大人3,100円と少々高めですが、多くの作品が展示されており1日いても飽きることなく楽しめます。お時間がない場合は、1時間20分で回れるモデルコースがおすすめです。また、500円で借りられる音声ガイドや、美術ボランティアによる無料の定時ガイドなどもあるので、利用すると名画をより深く楽しめます。
ここにも注目!
館内にはカフェやレストランもあるので、途中で休憩をはさみながら周るのもおすすめ。また、ミュージアムショップには、お菓子やボールペン、メモ帳、Tシャツなど、名画をもじったユニークなお土産が並び、見ているだけでも楽しいです。
渦の道
驚きの初体験! 渦の上を歩く海上散歩

徳島といえば渦潮!今回私は「渦の道」から迫力の渦潮を堪能しました。鳴門海峡に架かる大鳴門橋の橋桁内(車道の下)に造られた約1kmの渦の道は、その名の通り、渦上45mにある海上散歩道。途中、数箇所に設置されたガラス床から鳴門海峡の渦潮を覗き込むことができ、その迫力に思わず吸い込まれそうになります。まさに、この場所でしか見られない絶景。徳島の見どころポイントとして、ここは外せません。
さらにその迫力を体感したい方は、うずしお観潮船に乗船して渦の真上まで進んでみてください。
ここにも注目!
渦潮をベストタイミングで見たいという方は、渦の道の公式HPをチェック。毎日、満潮と干潮のうずしおベストタイムがトップページに掲載されています。ぜひ、ご参考に。
渦の道の公式HPはこちら
大塚国際美術館はJR徳島駅からバスで約1時間半。美術館から渦の道へは遊歩道で徒歩25分ほどなので、美術館に行った際にはぜひ散策を兼ねてセットで観光してみてください。
阿波おどり会館
阿波おどりを堪能するだけじゃない。絶景も、お土産も。

毎年、8月のお盆時期4日間に開催される阿波おどりを年間通じて楽しめる施設。館内には、阿波おどりの歴史と文化を学ぶことができるミニ博物館や、立体映像が楽しめる阿波おどり3Dシアターがあり、その魅力をたっぷりと味わうことができます。さらに、阿波おどり体験コーナーでは、飛び入り参加することも可能。実際に参加してみたところ、とても楽しく、40分の公演があっという間に終わってしまいました。阿波おどり開催期間中に徳島に行くのが難しい、という方はこちらで体感してみてください。
1階には徳島県物産協会が運営するショップがあり、藍染やすだち、鳴門金時のお菓子など、徳島を代表する工芸品や特産品がズラリ。徳島駅まで徒歩10分、徳島空港へも車で30分とアクセスがいいので、旅の最後のお土産選びにもぴったりです。
ここにも注目!

阿波おどり会館5階には眉山ロープウェイの山麓駅があり、眉山山頂まで約6分で運んでくれます。徳島平野の雄大なパノラマを望む山頂は見なくちゃ損。遠くに大鳴門橋や淡路島、天気が良ければ紀伊半島まで見渡すことができるので、お時間があればぜひ。

徳島 おすすめホテル
アオアヲリゾートナルト
地元の魅力たっぷりのオーシャンビューリゾート

今年4月に「ルネッサンスリゾートナルト」から名称変更したこちらのホテルは、ビーチが目の前に広がる全室オーシャンビューのリゾートホテル。広めの客室は全208室あり、洋室や和室のほか、お子様連れにおすすめしたい「リゾッ太ルーム」など13タイプも用意され、誰と泊まるのかで使い分けができます。注目は、ゴッホの名画「ひまわり」をテーマにした「ゴッホのヒマワリルーム」。名画のコピーが飾られているだけじゃなく、部屋内に用意されたマグカップにも名画の一部がプリントされ、ヒマワリのアロマやハーブティも備えられています。さらに、窓から見える風景も、ゴッホが愛した南フランスのプロヴァンスを思わせる美しさ。ホテルでもちょっと贅沢でアートなひとときが味わえそうです。
夕食は、「阿波郷土料理 彩」のバイキングがおすすめ。鳴門名物の鯛は、しゃぶしゃぶや煮付け、お刺身、お寿司と、どれを食べても文句のつけようがない美味しさでした。さらに、ワカメのしゃぶしゃぶもこの地ならではの絶品料理。鳴門金時の天ぷらに加え、淡路島が近いということで玉ねぎの天ぷらもまた、美味しくて大満足でした。


ここにも注目!
ホテル館内にある「阿波の國」は、昔の阿波の城下町をイメージしたスペース。伝統工芸の体験コーナーや昔懐かしい遊びが楽しめる縁日、一杯飲み屋などがあり、ちょっとしたタイムスリップ気分に。大人も子ども時間を忘れて楽しめます。
ここにも注目!
JTBツアーの場合、お部屋をグレードアップしてJTBルームを利用すると、「JTBパスポートデラックス」の特典が受けられます。追加料金はかかりますが(大人お一人様3,000円以上)、夕食時に小学生以下のお子様ソフトドリンク飲み放題や、JTBラウンジにて湯上がりビールのサービスなど、8大特典付き。あっという間に元が取れてしまうので断然お得です。
大塚国際美術館にも近く、鳴門周辺を観光する拠点としておすすめのホテルです。徳島阿波おどり空港やJR鳴門駅からは、ホテルが事前予約制の無料送迎バスを運行しています。
まとめ
瀬戸内国際芸術祭が開催される今年は、多くの人が瀬戸内地区に訪れることが予想されます。その際、おすすめしたいのが、JTBのプランからお申込みいただいた方向けの特典である「旅の過ごし方BOOK」。瀬戸内国際芸術祭2019の作品鑑賞パスポートや期間中のフェリー8航路3日間乗り放題乗車券のオプションをつければ、よりお得にスムーズに芸術祭が楽しめます。
芸術にはあまり興味がないという方や、四国といえば道後温泉というイメージが強い方にも、今回ご紹介した香川や徳島の魅力が少しでも伝わっていたら幸いです。この機会に、ぜひ、足を運んでみてはいかがでしょうか。
こんな方にオススメ!
- 芸術に触れる旅をしたい
- 瀬戸内の絶景を楽しみたい
- 伝統工芸に親しみたい
- 地元ならではの特産を味わいたい
- ホテルでゆったり寛ぎたい
東急トラベルサロン武蔵小杉東急スクエア店 武田
ミーハーなので、旅行に行くときは人気のお店、話題の場所を徹底的に調べてから出発します!