豪華客船「飛鳥Ⅱ」の客室を旅行会社スタッフがレビュー! 2泊3日の女子旅ショートクルーズにおすすめはこの部屋
(2018年1月23日~1月25日 2泊3日)
※レポート内容・情報は旅行参加時のものとなります。
旅行会社「東急トラベルサロン」のスタッフが実際に乗船してきた飛鳥Ⅱレポート!
クルーズと聞くと、「ずっと船内にいるから退屈そう」と敬遠されている方もいらっしゃるのでは。ところが、実際に乗船してみると楽しいことが盛り沢山。飛鳥Ⅱの2泊3日ショートクルーズでは遊び尽くせないくらいアクティビティやイベントが充実しています。
さらに、高額な旅行代金のイメージやフォーマルなドレスコードを考え、つい気後れしてしまう方々もご心配なく。意外にもリーズナブルに、カジュアルにクルージングを満喫できるのです。
これを読めば、クルーズ旅行の印象が変わるのはもちろん、一度は体験してみたくなること請け合いです!

旅のポイント
- お腹を満たす/「飛鳥Ⅱ」の人気グルメを食べつくす!
- 心を満たす/船内イベントやアクティビティを楽しむ!
- 頭を癒やす/船からの眺望でリラックス!
- 身体をほぐす/船上ジムやランニングでリフレッシュ!
参加コース
飛鳥Ⅱ「新春の博多・横浜 クルーズD」(2泊3日)
行程
12:20 | 博多港・中央ふ頭クルーズセンターに集合、受付 |
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(13:00 クルーズスタッフ同行による船内見学&研修) | |
15:15〜 | 「飛鳥Ⅱ」に乗船開始 |
15:45〜 | セイル・アウェイパーティ |
16:00 | 「飛鳥Ⅱ」博多港出港 |
18:15〜19:00 プロダクションショー | |
19:45〜21:30 ディナー(2回目の部) | |
23:00〜 | ナイトスナック(夜食) |
6:00〜 | モーニングコーヒー |
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7:00〜 | 朝食 |
**自由行動/船内プログラムを楽しむ** | |
18:15〜19:00 大野真澄スペシャルステージ | |
19:45〜21:30 ディナー(2回目の部) | |
23:00〜 | ナイトスナック(夜食) |
6:00〜 | モーニングコーヒー |
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7:00〜 | 朝食 |
9:30 | 「飛鳥Ⅱ」横浜港入港、下船後解散 |
乗船前に要チェック
日程表を確認する
出発の2週間ほど前に送られてくるスケジュールは必ず確認しましょう。旅の行程が記されているのはもちろん、ディナーのドレスコードもここに記載されています。今回のクルーズでは、1日目のディナーが「カジュアル」、2日目のディナーが「インフォーマル」でした。
カジュアルならジーンズもOK。ただし、ダメージジーンズなどは避けましょう。街に出かけるときの服装という認識で問題ありません。一方のインフォーマルは、男性ならスーツ、女性はワンピースやスーツなどが一般的。結婚式に参列するときの服装と考えるとちょうどいいかも知れません。着物をお召になられた方もいらっしゃいましたよ!
クルーズカードを活用しよう
行程表と一緒に届く紫色の「クルーズカード」はとにかく便利。これ1枚で船内でのショッピングができ、ルームキーにもなります。クルーズカードだけ持って船内を自由に歩き回れます。
※乗船後、クレジットカードの登録をすることでショッピングなどをすることができるようになります。
必ず酔い止めを持参
船酔いが心配な方は、出港前に酔い止め薬を飲んでおくことをお薦めします。船内には酔い止め薬を常備していないので、お体に合った酔い止め薬を持参してください。
とはいえ、大型客船はフィンスタビライザー(横揺れ防止機能)を備えているので、風速18mの風が吹く航海中でもわずかな揺れしか感じませんでした。また、食事中などは揺れの少ない航路を選んで航行するなどの配慮もあるのでほとんど気になりません。
実際、乗船してすぐに薬を飲み、船酔いとは無縁で3日間を過ごせましたので、過度な心配は無用です。
スマートフォンは通じるか
海上でも陸からの電波が入る位置であれば、スマートフォンを通常通り利用することができます。Wi-Fiも同様です。
今回の航路はほぼ電波が届く範囲内でしたが、航路によっては難しい場合もあります。また、電波が入りにくいところでは自動的に電波を探すためにスマートフォンの電池の消耗が大きくなります。使わない時は電源を切るか、機内モードにしておくことをお薦めします。
ちなみに、充電器はレセプションで無料貸出がありますが数に限りがあるようなので、その点は要注意です。ご自身の充電器をお忘れなく!
客室
「飛鳥Ⅱ」の客室は全室オーシャンビュー。バスタブシャワー付きです。部屋によってはバルコニー付きであったり、リビングとベッドルームがわかれているなど様々な違いがあります。各クラスを詳しくご紹介していきましょう。
ロイヤルスイート(88.2m²)

わずか4室しかない憧れの最高級カテゴリー客室。その魅力はなんと言っても広々としたスペースです。

海に面したバスルームからは大海原を眺めながらジェットバスでゆったり過ごすひとときはきっと格別でしょう!
アスカスイート(45.8m²)

クルーズを贅沢に楽しめる上級グレードの客室。ロイヤルスイートとの違いは、リビングとベッドルームが一部屋に収まっていることです。それでも十分な広さがありご夫婦旅行などにお薦め。優雅に船旅を過ごせます。
スイート(33.5m²)

リビングスペースはありませんが、飛鳥オリジナルのアメニティやウエルカムスパークリングワインなど、スイートクラスの特別なサービスが受けられます。冷蔵庫にはビールもセットされているのもうれしい。
バルコニールーム(22,9m²)

私たちが今回宿泊した客室。バルコニーに面した窓を開ければ、気持ちのいい風を感じることができ、目の前に広がる大海原をずっと眺めていられる贅沢な気分も味わえます。
部屋はツインのお部屋になります。快適な睡眠だけではなく、室内にソファもあり、窓から外をみながらゆっくりすることができます。
クローゼットがあるので、フォーマルな洋服も収納できるので皺を気にしなくて良いのもありがたいですね。冬のクルーズでなければ、バルコニーに出てのんびりと寛ぐのもお薦めです。はじめての女子旅はまずこの客室がおすすめです。
ステート(18.4m²)

室内の広さは「バルコニールーム」と同じですが、バルコニーがついてない分、表記上は狭くなっています。ステートの中でも客室はFとKの2種類があり、Kステートは救命艇が窓からの視界を遮っており、Fステートは窓からの視界が遮られていないという違いがあります。特にKステートはリーズナブルな価格面からリピーターの方の人気も高いようです。客室から出れば大海原の景色は楽しめるので、客室から眺める景色にこだわらない方にはおススメです。
船内施設
船内には、メインデッキやロビー、ランドリールームなどの基本的な設備の他に充実した施設があります。
たとえば、ライブラリー(図書室)やシアター、クラブ、フィットネスルームなどの他、カードゲームやオセロ、囲碁などが楽しめるカードルームもあります。もちろんどれも自由に利用可能です。
中でもお薦めなのが、日本船ならではの大浴場。温泉ではありませんが、広々とした浴槽でまったりゆったり疲れを取ることができます。タオルやアメニティ類も常備されています。
もう一つ、ぜひクルーズで体験してほしいのがカジノコーナー。外国船籍と違い、チップやコインを金品に交換することはできませんが、雰囲気は十分に味わうことができます。

また私たちは冬の乗船だったため利用できませんでしたが、船内には屋外プールもあり夏のクルーズであれば日差しを受けながらのスイミングを楽しむことができます。大海原の中を泳ぐようで素敵ですね!
長いクルーズの合間のリラクゼーションであれば「AVEDA」のサロン&スパがおススメです。こちらのメニューは乗船料金に含まれていないため別料金になりますが、せっかくのクルーズ旅行なので、自分へのご褒美としてヘッドスパなどですっきり癒されたいですね。
ヘアセットや和服の着付けも行っているので、フォーマルディナーの際に利用する方も多いようです。



今回のレポートはここまで。いかがでしょう。施設だけでもたくさんあって、退屈している暇なんてないことはおわかりいただけましたか?
次回は、私たちが参加した楽しいアクティビティや、飛鳥Ⅱ船内グルメもたっぷりご紹介していきますので、どうぞお楽しみに!
東急トラベルサロンレミィ五反田店 山下
ランニング+温泉。最近はそんな旅がマイブームです。
東急トラベルサロンたまプラーザテラス店 一戸
旅行に行くときは必ず「旅のしおり」を作ります。予定を詰め込む欲張りな旅が好きです。