食自慢の日本客船「にっぽん丸」で美味しいクルーズ~ワンナイトクルーズの楽しみ方~後編
(2019年3月12日~3月13日 1泊2日)
※レポート内容・情報は旅行参加時のものとなります。
クルーズのお楽しみといえば、やはり食事!
にっぽん丸で行くワンナイトクルーズ・レポートの後編は、「食のにっぽん丸」と称されるほど評判の高い“にっぽん丸グルメ”を中心にご紹介してまいります。ワンナイトクルーズでも十分堪能できましたよ!

ディナー
遊びゴコロあるフルコースディナーに大満足!

ディナーの時間となり、ダイニング「瑞穂」へ。「にっぽん丸」では客室ごとにダイニング会場を分け、混雑を緩和しています。せっかくの豪華なディナー、ゆっくりと優雅にいただきたいですよね。
席につき、メニュー表を見れば、魚と肉メニューが両方サーブされるフルコースに驚きました。また、乗船した日が12日で「豆腐の日」であったことから、それにちなんでオシャレすぎる麻婆豆腐が。見た目では麻婆豆腐とは思えない、なんとも遊びゴコロに溢れたひと皿に気持ちがワクワクしました。

メインの魚料理は、一見、桜餅にも見える可憐なサーモン包み。同じく肉料理は、簡単にナイフで切れるやわらかな牛フィレ肉でした。どちらも、いえ、コースメニューすべてがとにかく美味しい。それ以上の言葉が見つかりません。
最後のデザートも、モンブランの中からマカロンが出てくるサプライズ。美味しいだけじゃなく、とても楽しいディナーでした。


ここにも注目!
「にっぽん丸」では、減塩食やノンオイル、ベジタリアン、アレルギーなどに対応した特別食のリクエストができ、可能な範囲で用意をしてくれます。ただし、乗船の7日前までに申告が必要です。また、お子様(2歳~小学校低学年)用にはセーラーキッズディナーのご用意も。こちらも乗船7日前までに報告すればOKです。
クルーズで気になる「揺れ」ですが、グラスの水が少し揺れる程度です。
ドレスコード
クルーズで気になる、ディナーの際のドレスコードは?
基本、クルーズでのドレスコードは「日中は自由な服装、夕方以降は大人の社交を楽しむ服装で」というのを目的に設定されています。
にっぽん丸の場合、ドレスコードが適用される時間帯は夕食からホールでのショープログラム終了時まで。
今回のワンナイトクルーズのドレスコードは「カジュアル」。少し高級なホテルへ出かけるときの服装だと考えてください。ポイントは、「ラフになりすぎない」こと。かしこまる必要はありませんが、くだけすぎないようご注意を。
ちなみに、今回は「セミフォーマル」でも通用する服装にしました。結婚式に参加するような、クラッシックコンサートに出かけるようなワンピースです。「カジュアル」コードならここまでする必要はありませんが、他のお客様も女性は同じようにドレスアップしている人が多かったです。やはり、せっかくのクルーズだから、優雅に非日常を楽しみたいという気持ちがあるのではないでしょうか。
ドレスコードも「フォーマル」でなければ、さほど難しくなく、いつもとは違う気分を楽しめます。ただ、泊数の多いロングクルーズの場合は、ドレスも靴も気回せることを考慮しないと、荷物が増えすぎて大変なことになるかもしれません。
モーニング
洋食、和食、ビュッフェと、選べる朝食!私が選んだのは・・・

ディナーと違い、朝食は客室ごとの区分けはありません。ダイニング「春日」では洋食モーニング。ダイニング「瑞穂」では和食膳と洋食ビュッフェが用意されているので、その日の気分で選べます。
今回は、「春日」での洋食モーニングをいただきました。なぜなら、「にっぽん丸」名物の焼きたてパンを楽しみにしていたからです。船内で焼き上げるできたてパンは格別。オムレツやスクランブルなど好きな調理法を選べる卵料理とともに、美味しくいただきました。もちろん、フルーツやデザートも堪能しましたよ。


ここにも注目!
「にっぽん丸」は、ワンナイトクルーズによる市場開拓を評価されて「クルーズオブ・ザ・イヤー2018」を受賞しています。趣向を凝らしたワンナイトクルーズの中でも際立つのが、焼きたてパンをふんだんに提供する「パンまつりクルーズ」。パン好きの方にぜひおススメしたいです。さすが「食のにっぽん丸」です。
特別グルメイベント
いちご好きにはたまらない、旬の「いちご食べ比べ」

春に旬を迎えるいちごは、乗船日の頃が美味しさ真っ盛り。とはいえ、一度に食べ比べする機会はなかなかありません。そこで、「にっぽん丸」がご用意してくれました。そのチャンスを。実は今回のクルーズで一番楽しみにしていたのが、この「いちご食べ比べ」でした。
ディナー後のデザート時かと思いきや、朝食時に行われた「いちご食べ比べ」。10種類のいちごがズラリ並ぶ様子はなかなかに圧巻でした。いちご狩りやスイーツビュッフェでも、これほどいろいろないちごを食べることはできないと思います。しかも、「にっぽん丸」スタッフが約50種を試食し、その中から厳選されたいちごとあれば、美味しいのは当たり前。すべての種類を食べつつ、自分好みのいちごをリピートしました。ほんと、幸せでした。


その他の船内グルメ
高級ブランドドリンクも、船内なら無料です!


「にっぽん丸」では、GODIVAの大人気チョコレートドリンク「ショコリキサー」が無料で飲めるんです。深いカカオの味わいが大人のスイーツ。普通に店頭で買うと690円なのですが、これもクルーズの代金に含まれているので、毎日飲んでも0円。カロリーさえ気にしなければ、女子にとっては(スイーツ男子にとっても?)最高のサービスです。
お土産
お土産は、「にっぽん丸」限定商品がおすすめ!


旅の記念に、お土産に、ぴったりなのが、三陸銘菓として有名な「かもめの玉子」。その美味しさは間違いありませんし、パッケージに「にっぽん丸」のキャラクター・かもめの課長が描かれた「にっぽん丸」限定品です。
また、紅茶専門店として有名なLUPICIAの「にっぽん丸オリジナルティー」もおすすめです。パッケージに船が描かれたこちらも限定品。「かもめの玉子」とセットにしても喜ばれそうです。
まとめ
まず感じたのは、クルーズが思ったよりも気軽だということ。ワンナイトクルーズという短時間コースだったこともありますが、手続きなどは、飛行機の国内線搭乗手続きよりも簡単でスムーズです。いきなりロングクルーズはハードルが高いかもしれませんが、ワンナイトクルーズで船旅の楽しさに触れていただくのはいいと思います。
クルーズで重要なのは、客船とコースの選び方。たとえば、「にっぽん丸」の場合、比較的お客様の年齢層は高めだと感じました。落ち着いた雰囲気でゆったり過ごせますが、お子様連れのファミリーなら、アミューズメント施設が充実している外国船の方がおすすめかもしれません。
コース選びは、停泊地やエンターテイメントの内容が重要ですが、今回のようなワンナイトクルーズの場合は、乗船時間が長いコースを選ぶのがおすすめです。実際に乗船して感じましたが、船内イベントに食事など、あれこれ楽しもうと思うとやはり時間がたりません。ワンナイトクルーズでも、乗船時間がほぼ1日あるコースなら、少し余裕を持って楽しめると思います。
今回のように乗船地と下船地が違うコースであれば、下船地近くの観光地をピックアップしておき、クルーズと組み合わせて旅行行程を組むのもおすすめです。
こんな方にオススメ!
- クルーズに興味がある
- 手軽にクルーズを楽しみたい
- にっぽん丸ならではの船内グルメを堪能したい
- 非日常空間を味わってみたい
東急トラベルサロン自由が丘駅 五十嵐
いちごに目がない五十嵐です。この春はいちご狩りバスツアーに2回参加したのに加え、今回のクルーズではいちご食べ比べと、いちご三昧でした。
